休日の過ごし方
仕事が忙しい彼。休日はゆっくりクラシックをききながら、遅めのモーニング
一緒にお風呂に入り、彼がシャンプーしてくれて、背中を洗ってくれて、お風呂あがりは、髪をかわかしてくれて、耳そうじをしてくれて。
美里は不器用だなぁ、と言いながら、爪をきってくれる。
太ってしまったから、台所でたち仕事していると、足が痛くなる。足が痛いよ、と言うと、マッサージしてくれる。
外出は、寒がりな私のため、彼が我慢して車の温度をあげてくれて、ブランケットをかけてくれる。
まめに寒くない?トイレは大丈夫?とこえがけしてくれる。
雨の日は、傘を持って私の助手席まで傘をさしてくれて、買い物の荷物は重くても全部持ってくれる。
雨の日の買い出しの帰り道、駐車場まで遠いから、ちょっと待っててね、と言って先に荷物を車に持っていってから、戻ってきて、私が雨に濡れないよう、傘をさしてくれて、手を繋ぎながら、一緒に車に歩いていく。
綺麗好きな彼は、気がつくと、整理整頓、そうじをしてくれる。至らなくてごめんなさいと言うと、出来ないから、俺がやるからいいよ、と言ってくれる。
どうして、そんなに優しいの?と聞くと、俺にとってはこれが普通だよ、もっともっといっぱいしてあげたいし、美里の心の負担を軽くしてあげたいんだけど、こっちこそ至らなくてごめんね、と彼。
彼は私にとって、精神安定剤。
彼といると、毛布にくるまれてよう。